とうとう移植周期がはじまりました。
移植周期はまず採血をしてE2の数値を確認します。
その後、内診。
内膜の厚みと卵胞のチェック。
内診が終わると診察があります。
そして、診察で、
「40歳以上の方は、受精卵を2個移植することをおすすめしているのですが、〇〇さんも2個でよろしいでしょうか」
と聞かれたのです。
え、、多胎妊娠予防のため単一胚移植が原則と聞いていたので、ちょっとびっくり。
双子ちゃんができたら嬉しいけれど、でもリスクも大きいことを勉強済みだった私。
そう、ALCでも多胎妊娠のリスクとして
・流産、早産、死産率上昇
・妊娠合併症(妊娠高血圧症候群 羊水過多 貧血)
・産後の多量の出血
・新生児死亡
・脳性麻痺上昇
などがあると言っていたのです。
ひとつの命を大切にしたいという思いと、1回目の移植であるのとを考え、今回は1個にしますと伝えました。
なお、2つを一緒に戻すことで、相乗効果で妊娠率が上がるわけではないこと、
もし2つとも着床し、そのうちの1つが流産となっても、もう1つの子に影響はないこと、
確立を上げるには2つ戻した方がいいということなどを教えてもらいました。
ALCでは2つ移植を行っていますが、病院によっては1つの受精卵しか移植しないというところも多いと思います。
でも、2個移植をおすすめされた訳を、あとになって身をもって分かることになるのですが・・・。
甘くない、40歳以上の妊娠率と40歳を超えての不妊治療の現実を。