採卵周期は
採血(E2・FSH・LHの確認)
→内診(子宮内膜と卵胞の確認)
→診察
→注射
→薬の処方
という流れです。
ALCの多くの患者さんが自己注射を選ぶそうですが、
私は自分で針を刺すことにどうしても抵抗があるのと、
病院が勤めている会社に近く通いやすい立地であること、
簡易刺激法はショート法やアンタゴニスト法に比べて注射の回数が少ないことなども考えて、
病院に通って注射を受けることにしました。
金額的には自己注射にしたほうが安くすむので、その点では少し迷いました。
会社を遅刻・早退、もしくは、中抜けして通院を続け、生理日3日目の受診を含め、採卵日までに病院に通ったのは5回。
数えてみるとそんなに多くはない通院回数ですが、
採卵直前は卵の成長具合を最終確認するためか2日に1回の頻度で通いました。
そして、採卵日は直前(2日ほど前)ならないと決まらないため、採卵周期の仕事との調整はなかなか難しいと感じました。
この間に打った注射は以下の通り。
セトロタイド 2回
HMGフジ150単位 3回
こうしてみるとたいした回数ではないけれど、1日に採血と筋肉注射2本の合計3本の注射を打つのは、なかなかない経験。
振り返ってみると、採卵周期が一番大変なのは間違いないです。
このとき内診で見えてる卵胞は3つ。
うち1つは小さいけれど、できるだけ3つともとることを目指しますとのお話。
AMHの数値が、そのまま卵胞の数に表されているなと痛感させられます。
A LCでは採卵後、顕微授精または体外受精でできた受精卵をいったんすべて凍結し、子宮環境を整えて次周期に移植となります。
そして、受精卵が3つ以上ないと、原則、移植には移らずに再度採卵となります。
できればそれは避けたい…。
もちろん、3つとも受精卵にならなくてはダメなのですが。
かなりハードル高いけれど、
貴重な3つの卵が成長し、採卵できることを願うばかりです。