まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

採卵周期9-5(またまた凍結できず)

採卵から8日目。

培養確認の日。

 

いつもと同じように指定された時間にクリニックの培養室に電話を入れます。

 

女性の培養士さんが出て、名前を伝えて待つこと数十秒、先ほどとは違う方が電話口に。

 

結果は、、

 

玉砕。

ダメでした。

 

唯一とれた成熟卵1つは受精し7細胞まで分割も順調だったようですが、胚盤胞になりかけるくらいで成長が止まってしまったとのこと。

 

通常料金制度になって5回採卵しましたが、ひとつも凍結できていません。

NACの凍結基準は厳しいとはいえ、胚盤胞の壁がとてつもなく高く感じる…。

(なお、NACでは初期胚の凍結は行われていません。)

いつか凍結できるだろうと信じて採卵を続けていますが、その日はいつになることやら。

そして、いつまでこの治療を続けていいものか悩みます。

もうあきらめなくちゃいけないの?

 

でももう少し頑張りたい気持ちもあって。

 

 

今回の採卵でかかった費用はこちら。

採卵まで(通院3回) 約40,000円

採卵費用(消耗品代) 50,000円

採卵・培養費用(通常料金制度5回目)約190,000円

 

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採卵周期9-4(1つの成熟卵に感謝)

昨日、今日の来院時間の確認電話を忘れてしまったので、クリニックが開く朝8時に電話を。

電話を忘れたことを怒られることもなく、無事、来院時間の確認ができました。

あぁ、採卵キャンセルにならなくて良かった…

今回はお昼の採卵だったから良かったのかもしれません。

いつものように朝の採卵だった場合は、どうなったのでしょう…

 

<受診日:D12>

お昼採卵は待ち時間も少なくとってもスムーズでした。

 

11時20分 来院(11時30分指定)

11時40分 ナースセンター

12時10分 手術室

13時10分 安静解除

13時20分 内診

13時25分 診察

13時30分 処置室

13時40分 問診室(培養士さんのお話)

13時45分 お会計

 

この時間の採卵は私一人のみのようで、ナースセンターには他の患者さんはおらず。

リカバリールーム1番に通されました。

 

採卵はK先生。

前回この先生に採卵してもらった時は排卵済みだったので、嫌な記憶が蘇るも、エコーで大きくなった卵胞が無事確認できました。

 

よかった、、と思うも束の間、

針で卵巣を刺す痛みに襲われました。

先生指示のもと看護師さんがお腹を圧迫。

お腹を押されること自体が痛かったりもするのだけど、今回はこの圧迫が採卵の痛みを少し緩和してくれてるようにも感じました。

 

でも、痛いわ。。

 

NACでの採卵も7回目になるけれど、やっぱり慣れません…

 

この周期にまったく見えてなかった右側にも小卵胞がみえて、そちらの採卵も試みてくれてました。

 

早く終わってほしいという思いと、できるだけたくさん卵をとってほしいという思いと。

トータルで10分もかかってないけれど、採卵の時間は長く感じます。

 

採卵を終えベットに横になっていると、これから移植をする患者さんが続々とナースセンターに入ってきました。

 

ちょっと、いや正直言うと、採卵スパイラルから抜け出せない私にとっては、だいぶ羨ましかったり…

自分ちっちゃいです。ほんと。

 

安静時間は30分延長させてもらい、1時間ほど横になっていたら、下っ腹の鈍い痛みも和らいできました。

ナースセンターを後にすると、すぐに内診室、診察室に呼ばれました。

 

今回の採卵結果は成熟卵1つ。

次に大きかったのは空砲。

右からは何も吸えず遺残かなにか卵ではないものとのお話。

 

モニターでみた成熟卵はとても綺麗に見えました。

今まで少ない採卵数に凹んでいた私ですが、何度も採卵を繰り返し、なかなか結果がついてこないので、一つでも成熟卵がとれたことが嬉しくなりました。

 

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採卵周期9-3(採卵日決定)

<受診日:D11>

8時15分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH)

→内診

→診察

→処置室

10時50分 お会計

 

昨日に続いて連日の通院。

今日もM先生の担当でした。

最大卵胞は16ミリ。

E2は450近くまで上がり、LHも36.1と高値。昨日は9.7だったLHが急上昇してました。

LHサージがすでにはじまってるので、2日後では排卵済みの可能性が高く、明日12時の採卵が決定。

ただ明日の採卵でも、排卵済みの可能性や未熟卵の可能性もあるので了承してほしいと言われました。

処置室にて看護師さんの指示のもとブセレリンの鼻スプレー。

昼食後に抗生薬を飲んで、午後2時半に明日の来院時間の確認電話を入れること、夜は入浴後にボルタレン座薬を使うよう説明を受けました。

 

お昼12時のの採卵となると、一日仕事を休まないとと、このあと会社に行って仕事をこなしました。

 

仕事でてんてこまいでバタバタしてたら、病院への来院時間の確認電話をうっかり忘れる始末。夕方気付いて電話をするも、当たり前だけどつながらず。

 

病院で渡された用紙には、「確認の電話が入らない時は採卵キャンセルになる場合があります」と書かれていて、そんなことにならないといいけれど、、と思いながら眠れぬ夜を過ごすのでした。

 

以前、ALCに通院していた時、薬を飲み忘れて移植延期になったけれど、またやらかしてしまった…。

あーもう、このうっかりミスをなくさなくてはと反省です。

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採卵周期9-2(FSH急低下でゴナールF注射)

<受診日:D10>

9時30分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH)

→内診

→診察

→処置室(薬の処方と注射)

12時30分 お会計

 

今日の担当はM先生。

内診では左側に3つの卵胞が確認できました。

 

「診察では卵胞順調に育ってますね。」

「E2も285まで上がってます。ただ首席が14ミリとまだ小さく、もうひとまわり大きくしたい。」

「FSHが前回30超えてたのに今回は9.7とかなり下がってますよね、これはセロフィンがきいてないということなんで、ゴナールFの注射します。セロフィンも継続です。」

「また明日早めに来てください。」

「明日は採卵日決められると思いますんで」

と先生。

 

はじめてのゴナールF注射。

FSHを抽出した注射剤で、卵胞を育てるもの。

 

D3ではFSHが高すぎたのに、D10では逆に低くて注射で追加しなくちゃいけないなんて、、

トホホ。

 

ゴナールFは腕の皮下注射で、薬を入れるときに少し痛みを感じたけど、採血の方が痛いかなという感想。

 

30分くらいして腕全体が腫れるようなことがあったら教えてくださいと看護師さんより説明を受けたものの、腫れもほぼなく大丈夫でした。

ただ、副作用なのかどうか分かりませんが、注射後しばらくして、疲労感と睡魔に襲われたりして。ただ疲れているだけかな…。

 

病院の入っているオフィスビルにはゴージャスなクリスマス仕様のデコレーションが。

もう今年もあと1ヶ月だと思うと、ほんと1年が過ぎるのが早いです。

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採卵周期9-1(またもや低AMHに高FSH)

通常料金5周目が始まりました。

そして、この日は記念すべきNAC通院50回目。

悲しいかな、NACでもだいぶベテラン患者になってきたような…

 

<受診日:D3>

10時50分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH、AMHの検査)

→内診

→診察

→処置室

12時55分 お会計

 

休日で仕事もない日だったので遅めに来院。

待合室にいる患者さんの数もいつもより少なめのせいか、採血後、あっという間に内診に呼ばれました。

 

「ど真ん中に筋腫があるな」

といつも理事長先生に指摘される筋腫も

今日は「ど真ん中」をいただきました(^^;

 

はやく胚盤胞凍結して筋腫の手術に進みたいのに。

手術の決心をしてから4度の採卵をするも1つも凍結できず、なかなか前に進めません。

 

この日に確認できた卵胞は左の3個。

そのうちの1つは10ミリとD3にしては大きめ。

その割にはE2 は18と低く、おかしいですねと理事長先生。

AMHも0.28と低い数字。

 

AMH改善につながったと思われるお腹のお灸も、以前は毎日かかさなかったのに、ここ最近は3日に1回程になってました。 

upsndowns.hatenablog.com

 

 

そして、診察室を出て改めて渡された用紙を見るとまたもやFSHが30越え。

 

ここ最近、私自身の仕事が忙しいのと、ダンナさんが新たに始めたビジネスのことでイライラする事も多く、ストレスフルだったのかなぁと。

 

ホルモン値を見る限り、またもや良くない周期に思えてがっかり。

 

その後、前回同様のワンクォーターセロフィンを処方してもらいお会計。

 

帰りは丸の内方面へ。

東京駅の美しい駅舎に、色付いた木々、そして秋晴れの綺麗な空を見ていたら、さっきまでくよくよしてたホルモン値の問題なんてちっぽけに思えて、

恵まれた環境で今こうして治療ができてることに、自分のいま置かれている環境に、感謝する気持ちが湧いてきました。

身体の方はなかなかついてこないけれど、気持ちはまだ頑張れそうです。

 

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採卵周期8-4(唯一とれた卵は変性卵)

<受診日:D13>

採卵当日はこんな流れでした。


8時20分 来院(指定時間)

8時30分 ナースセンター

9時40分 手術室

10時25分 安静解除

10時55分 内診

11時05分 診察

12時10分 処置室

12時20分 お会計

 

いつも余裕を持ってと思うのだけど、今回も指定時間のギリギリに来院。

 

ナースセンター近くに座っていると、恐らく採卵を終えた理事長先生がナースセンターから出てきました。

 

何回か採卵して分かったことは、

理事長先生は主に初診の患者さんの採卵を行い、2回目以降の採卵はほかの先生が行うこと。

朝イチの指定時間の患者さんが理事長先生の採卵にあたることなどです。

 

なので、今回で6回目の採卵になる私はもはや理事長先生にはあたりません。

今日は勤務している先生も大勢いる日なので、どの先生にあたるかなと、この先生は痛かったからやだなーなんて考えながら、通されたリカバリールームのベットに横になって考えてました。

 

待つこと1時間ほど、順番がまわってきました。

両手を入念に消毒の上、手術室へ。

手術室に入ると、あたってほしくなかった先生の姿が見えて…凹むワタシ。

 

あーもう、仕方ないと手術台に上がり目をつぶって受け入れ体制に。

 

はじめに消毒、卵胞確認の後、採卵へ。

 

あれ?

前回ほどは痛くない?

我慢できるかも?

 

あの時痛かったのは、卵胞の位置とかの影響だったのかな。

なんだか先生に対して申し訳ない気持ちに。

 

また、胸に置いた手を看護師さんがいつもより強く握りしめてくれて、とても心強く感じました。そして、採卵が終わるとその看護師さんは私の肩をなで、言葉にはしないけれど「お疲れさまです、頑張りましたね」と言われてるように感じました。

 

ただ、卵胞が消えた左はやっぱり見えなかったようで採卵せず。

ムダに痛い思いをしないですんで良かったと思う反面、もう少し時間をかけて探してほしいなぁとも思ったり。ワガママですね。。

 

採卵はわずか5分ほどで終わり、手術室をあとにしました。

今回も点滴はせず、安静時間は30分。

 

そして採卵結果は…

 

今回採卵できたのは1つだけ。 

さらにその唯一の卵は変性卵でした。

 

もちろんこれでは培養には進めません。

 

また生理3日目に来院の上、今後の治療方針相談しましょうとのことでした。

 

ショック、、

 

やっぱり遺残卵胞もあったし、良くない周期だったのかな。

自然周期での胚盤胞凍結はもう無理なのかもと、このままこの治療を続けるべきなのか少し迷いが出てきた瞬間でした。

 

最後に今回の周期にかかった費用です。

 

採卵まで(通院3回) 約35,000円

採卵費用(消耗品代と飲み薬代) 17,000円

 

変性卵しか取れなかった場合は採卵費用が通常5万円のところ1万5千円に減額されます。

一つも胚盤胞凍結できなくても培養まで進むと30万ほどかかるので、今回は5万ちょっととお財布には少し優しい周期になりました。

 

5万ですんで良かったと思ってしまうこと自体が、だいぶ金銭感覚がおかしくなってるのを表してるような気もするけれど。

 

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採卵周期8-3(採卵日決定)

<受診日:D11>

8時50分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH)

→内診

→診察

→処置室

11時20分 お会計

 

この日はいつものように採血から待つこと1時間と少し、内診に呼ばれました。

今日も担当はK先生。

 

やっぱり左の卵胞はなかなか見えず。

でもそうこうしてるともやっとしたものがうつりました。

 

最大卵胞は19ミリ。

はっきり見えたのはその首席卵胞のひとつだけ。

そのほかのものは卵胞でない可能性が高く、刺してみないと分かりませんとのお話。

 

LHの値が高いため、鼻スプレー(ブセレリン)の時間は夜12時といつもより2時間遅くなりました。

ふだん10時過ぎには寝てしまうので、やむを得ず12時5分前にアラームをかけました。

 

なんだかあまり期待できない状況ですが、2日後の採卵が決定。

一つだけでも頑張ってくれるといいな。

 

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採卵周期8-2(消えた卵胞にガッカリ)

<受診日:D10>

8時35分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH)

→内診

→再内診

→診察

→処置室

10時15分 お会計

 

担当K先生

右に15ミリ程度の卵胞が一つ。

前回、左にあった2つの卵胞は見えず。

この日は一度内診の後、再度確認したいと再内診に。

お腹を押しながら丁寧に内診してもらうものの、探している左の卵胞は見当たりませんでした。

 

ホルモン値も上がってきてるし、LHも上がりやすいのでと、明日早めに来てくださいと連日通院に。

前回の診察で見えていた黄体は小さくなって、その横にあった小さな卵胞が15ミリほどに育っていると考えられます、

左は今日は見えにくく確認できませんでしたとのお話。

ハーフクオーターセロフィンは継続。

 

粉薬が飲みにくいのを看護師さんに相談すると、粉薬全般に言えることなんですけれどと、あらかじめ水を口に含んでから飲んでくださいとのお話。

今日は患者さんも少なく2時間かからず終わりました。

 

でも前回見えていた左の卵胞が見えなかかったのはショック大。


気分が塞ぎ気味のまま、まっすぐ会社に向かいました。。

明日は見つかるといいなぁ。

 

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採卵周期8-1(遺残卵胞もホルモン値はバランスOK)

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通常料金4周目スタート。

NACに通いはじめて10ヶ月近く過ぎ、ホルモン値等の経過に問題なければ、6回目の採卵となります。

採卵スパイラルに陥ってるこの頃、なんとか胚盤胞凍結したいと思うのだけど、そろそろ年齢的にも限界なのかとも思ったり…。

でもまだ諦めきれないので前に進みます!

 

<受診日:D3>

8時05分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH、AMHの検査)

→内診

→診察

→処置室

10時30分 お会計

 

内診では理事長先生の独り言が聞こえてきます。

 

短くなったなぁ(おそらく生理周期のこと)

(子宮の厚みをみて)おかしいなぁ。

黄体が残っているな。

と20ミリ超えの卵胞が…。

前周期から消えずに残ってしまった、いわゆる遺残卵胞というもの??

またしても暗雲がたちこめる中、診察室へ。

 

まずは前周期の採卵結果のお話。

受精操作が行われた成熟卵は、7細胞まで分割したものの胚盤胞にはならず成長が停止したとのこと。

その前の周期も7細胞までしか育たなかったので、胚盤胞の壁がだんだんと高くなってるのを痛感。

 

そして今回残ってしまった黄体について。

ホルモン値のバランスは良いし、そこまで悪さしないと思いますよと前向きなお話に、肩を撫で下ろすワタシ。

1/4セロフィンだとどうしても黄体が残りやすいんで、今回は1/8セロフィンにしましょうと、薬の量は半分になりました。

1/4セロフィンの時は1錠を4つに割ったものが処方されましたが、さすがに1/8には割れないようで粉薬となりました。

 

この日確認できた小卵胞は合計4個。

AMHはまたもや改善傾向の1.51。

AMHの値が低い私にとっては過去ベスト2の数字!

前回30を超えて指摘されたFSHも13.1と下がってました。

 

心配な面もあるけれど、ホンモン値のバランスもいいと言われてちょっと期待する私。

いや、感情を入れるなとのダンナさんの言葉を思い出し、淡々と粛々といかないとと思い直すのでした。

 

(お知らせ)やっとリアルタイムに!

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こちらのブログをはじめて1年と少し。

やっとリアルタイムに追いついてきました。

 

なので、今までブログタイトルにつけてきた【不妊治療振り返り】は外そうと思います。

 

診察当日にブログを更新するのは難しいかもしれませんが、リアルタイムに書いたものを数日以内に公正してアップしていきます。

 

以前通っていたALCの記事が他の病院に比べて少なくて、少しでも情報提供できればと思ったのも、このブログをはじめたキッカケの一つでした。

 

なかなかオープンにして話しにくい不妊治療のこと、私自身も他のブロガーさんの記事を読んで非常に勉強になったし、勇気づけられたり、励まされたりしてきました。

そして治療を進めていくにあたって治療方針や転院を決める理由になったりと、「ブログ」の存在はどんどん大きくなっていきました。

 

現在、決して治療の方は順調とは言えないので、もうしばらく不妊治療の話しは続くと思います。

つたない文章で読みにくいところもあると思いますが、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです(^^)