まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

【不妊治療振り返り】移植周期5-4(判定日/妊娠率・移植回数のお話と着床前診断の可能性について)

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いよいよ判定の日。

 

いつもは早く結果を知りたくて午前中に予約を入れますが、今回はダンナさんも一緒に来てもらうことにしたため15時半の予約。


15時半受付、その後、今まではすぐ呼び出しがかかるのに、30分ほど待つことに。


16時5分、指定された診察室に。

今日の担当医に浅田先生から名前があったので、もしかして(⁉︎)と思ったけれど、いつも診てくださる先生が座っていました。

 

 

そして…

線が一本しかない検査キット。

大変申し訳ないのですが、、とのお話し。

 

移植4回(移植したたまごの数は6個)が全て陰性となり、これで蓄えはなくなりました。

 

「今後の治療のことをご夫婦でお話しされてますか?」

 

「今日の結果次第と考えていたので…」

 

「なにか聞いておきたいことありますか?」

 

とやりとりして、それから30分以上もの間、いろいろとお話しました。

こちらの質問に対しても、とても丁寧に回答いただき、治療を継続するかなどの相談をしました。

 

その内容は・・・

 

まずは私の年代の妊娠率と移植回数について。

 

40歳から42歳までの人たちが浅田クリニックで治療をして妊娠する率は25%ほど。

40歳から42歳の人の場合、4、5回の移植で妊娠に至るのが平均。

これがアベレージなので、もちろん、それより多い人も少ない人もいるとのこと。

 

中には何度か採卵してやっと移植できる人もいるので、採卵2回で移植が4回できている私は、年齢からみると成績は良い。

 

できることなら、このまま続けて治療することをすすめられました。

 

4回とも着床しなかったので、

少し気になっていた「子宮内膜検査」について聞いてみると…

 

浅田クリニックでは胚そのものの質が重要だと考えられているため、あまりこの検査は重要視していません。

例えば30代前半の患者さんで、良いグレードの胚を何度も移植しても妊娠しない時などは子宮内膜検査をすすめる場合もあるけれど、

私の場合、着床しないのは年齢的な要因からの胚の問題が大きいと考えられるとのお話でした。

 

そして、まだはっきりしたことは言えないけれどと、

今後「着床前診断」が可能となる予定ですとのこと。

 

ただし、胚盤胞のみに行う(初期胚では行わない)のでハードルが高いけれど、興味があれば別途説明会があるので参加してみてくださいと。

 

とうとう浅田クリニックでも着床前診断が可能になるんだ!

胚に染色体異常がないかあらかじめ調べてから移植する着床前診断は、欧米では一般的に行われています。

日本では、命の選別ではと倫理的な問題もあり、今まで認められていませんでした。

 

何度も移植を繰り返さずにすんだり、流産を減らすことも期待されます。

 

今度こそ妊娠するかもしれないと期待して、陰性の結果を聞くのは精神的ストレスが大きい。

現実的な問題としても、移植にも毎回20万円ほどかかり、経済的負担も大きい。

 

でも、とれたたまごはみんなお腹にもどしてあげたい気持ちもあります。

 

 もし、AMH値が高くて、たくさんたまごがとれるならば、この着床前診断は妊娠への近道であることは間違いないのではと思います。

 

でも、私のようにAMH値が低くて、数個のたまごしか取れない場合は・・・

 

今度は移植までなかなかたどり着けないことが考えられます。

 

どうしたらいいんだろう・・・

 

 

そして、最後に先生より、よかったら心理カウンセリングを受けてみてくださいとすすめられました。

 

だんなさんはこの治療のつらさをなかなか理解してくれません。

カウンセリングを受けたらすっきりするかな・・・。

 

 

今回の移植周期にかかった費用はこちら


移植まで 通院2回 約38,000円

移植日 約175,000円

判定日 約10,000円