まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

【不妊治療振り返り】子宮筋腫手術の相談②

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MRIを撮った翌日、データを受け取ってその足でNAC へ向かいました。

 

10時50分に受付し、間もなく診察室に呼ばれて…

O先生は30分以上も時間をかけて丁寧に説明してくださいました。

 

画像データの入ったCDを直接手渡し、先生自らパソコンに挿入。

するとたくさんの画像がモニターにうつしだされ、それらの画像を見ても子宮を完全に圧迫しているとの見解。

 

子宮筋腫があると、着床を妨げるだけでなく、妊娠しても早産、流産、脳性麻痺のリスクが高くなること。

 

筋腫の手術をすると、子宮破裂を起こす危険があるため術後半年くらい移植できないし、手術までも1、2ヶ月かかるので、1年近くタイムロスが生じること。

ただ、すぐ手術できるような病院は、あまり信用できないしやめた方がいいとも言われました。

 

なお、移植は閉経してもできるけれど(出産リスクを考えると44歳くらいまでが望ましい)、採卵はできるだけ若いときにしたほうがいいので、手術の前に採卵して、胚盤胞が凍結できたら手術にすすみましょうと。

 

私がもし30代前半だったならば、その必要はないかもしれませんが、現在42歳という年齢を考えると、1年近いタイムロスは大きすぎるのでしょう。。

 

そして、私が気にかかったのは、NACの貯卵の考え方について。

 

NACで認められている貯卵の数は最大2個。

 

筋腫の手術までして、移植チャンスは2回しかないというのは、かなり心細い。

そして、ダメだったときに再度採卵をするというのは、低いAMHの値からみても、また、年齢的にも現実的ではないのです。

 

先生によると、NAC の凍結基準は厳しく、6割は妊娠反応が出るから少なくていいとのことなのですが…。

ただし染色体異常の可能性はありますとも言われました。

 

そして、2個以上を希望されるならば寺本先生と相談してくださいとのこと。

これは、ハードルが高そう…。

理事長先生を説得する自信は正直ないです。。

 

それから話は出生前診断に及びました。

(ちなみにNACでは出生前診断は行っていません)

 

出生前診断は卵に異常がない人には(卵を傷つけることになるので)リスクがあるし、胎盤になる細胞の一部を採取して検査するので、その他の細胞に異常がある可能性があり、正確なものではないと。

 

そして最後に、

この筋腫があっても1、2回は移植してみてもいいけれど、それでダメなら手術すべきと。

35歳くらいなら120%手術をすすめるとも言われました。

 

なんと…

すでに6回も移植してきた私には、受け止め難い診断結果。

 

今までの治療は無駄だったの?

いや、治療したからこそ、この筋腫をとるという選択肢が生まれたと考えたい。

 

おわりに、

どなたかの参考になればとMRIの画像をのせようかと思いまいましたが、ちょっとグロテスクなので…

へたっぴですが絵に書いてみました。

身体の横から見た絵になります。

筋腫が子宮を押しつぶし、さらに子宮が後屈している状態です。

 

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