NACでの3回目の採卵の日を迎えました。
<受診日:D12>
この日のスケジュールはこんな感じ。
7時50分 受付
ナースセンター
8時30分 手術室・採卵
8時45分 リカバリールーム
10時05分 安静解除
10時10分 内診
10時20分 診察
10時40分 処置室
10時55分 会計
前日電話で指示のあった指定時間に来院すると、すぐにナースセンターへの呼び出しがかかりました。
血圧を測りその用紙と診察券を看護師さんに提出。
リカバリルーム6番に通されて、術衣に着替え、トイレをすまし、ベッドに横になりました。
YouTubeでお気に入りの音楽をイヤホンで聴きながら採卵のことはあまり考えないようにしてリラックス。自分の順番を待つこと30分ほど。
手術室へ移動となりました。
担当はS先生。
今回も麻酔はなし。(なお、採卵1回目に麻酔なしの診断が下りるとその後も麻酔はしてもらえません)
消毒はいつもよりは痛くなかったものの、採卵の針を刺す時、そしておそらく卵胞を吸い込んでいる時の痛みが強烈で…。
あまりに痛くてイタッと声に出してしまい、胸に置いておくように指示された手を、思わずお腹に動かしてしまい、注意を受ける始末。
体の内側から針を刺される感じは、普段はなかなか経験することのないものです。
そのうちモニターを見る気力も失い、目を閉じて、ひたすら無になり、痛みをなんとか受け入れようと試みました。
約15分ほどで採卵は終わり、手術台から起き上がると、少し足が震えていて、また、冷や汗をかいてました。
その後、看護師さんに連れられてリカバリルームに戻り、血圧を再度測定し、抗生剤の点滴。
前回はなかった点滴も、今回はおそらく出血も多く、必要となったよう。
そして、横になってる時もジーンとした痛みが続いてました。
点滴が終わった頃、看護師さんが様子を見に来て、安静解除のお時間ですと言われたものの、痛みがまだ続いていたので、もう少し休ませてもらうことに。
その30分後ナースセンターをあとにしました。
採卵後の内診では、器具を入れるとまた痛みがでて、
院内を歩くと痛みが少し強まり、そろりそろりと動く感じでした。
そして、診察室で採卵結果の用紙を渡されて、、、愕然と。
採卵結果は成熟卵1つ。
残りの小卵胞4個は回収できず。
何回も針を刺していたはずなのに、この結果は…。
私にとっては今までで一番高いAMHの数値で、卵胞も生理3日目では9こ見えていたこの周期。
期待が大きかった分、落胆度合いも大きく…
診察室では何も言葉が出てきませんでした。
成熟卵1個とれただけでも良しとしなくちゃなのですが。。。
その後看護師さんより炎症止めのクラビットとムコスタ3日分の処方を受け、お会計となりました。
今回の周期、ALCのように薬を使って卵胞を育てていたら、もう少し結果が違ったのかもと、どうしても頭の片隅をよぎり、もやもやとした気持ちで家に帰りました。
不妊治療って本当にタイミングや治療方法に左右されるものだと、身をもって体感した一日に。
でも、卵は量も確かに大事だけど、運命の1つにさえ出会えればいいのです。
その1つであることを信じるしかないですよね。