まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

【不妊治療振り返り】移植周期1-3(移植日)

移植の日は朝10時に来院。

 

受付をすませて、待合室で持参した麦茶をごくごくと飲みます。

子宮をまっすぐにして移植しやすくするために、尿をためてくださいと言われているからです。

どうしてもがまんができなくて、受付前にトイレに行ってしまったので、あわてて一気飲み状態。

 

間もなく携帯にメールが届き、指定された部屋に入ると、コーディネータさんから移植する卵の説明がありました。

 

今回は、2回目に採卵した4個のたまごを融解し、3日間培養。

その中で一番いい卵を一つ移植します。

 

融解後の胚の評価は、6A、6C、7A、7A

数字は細胞数を示し、アルファベットは細胞同士の均一性とフラグメントの量からA~Eの5段階で評価されます。

細胞数は6〜9個なら問題ないとのこと。

 

それぞれの卵について、分割の様子を動画で見ながら、コーディネータさんが説明してくれます。

 

6Cのはフラグメントが多かったけれど、それ以外の3つはとてもきれいに分割していました。

 

すこし成長が遅いのかな・・・とも思ったけれど、4つすべてが育ってくれて嬉しいかぎり。

 

自分の受精卵を自分の目でみるのはなんとも言えない気分。

 

今回は7Aの卵を一つ移植し、それ以外のたまごは引き続き培養を続け、胚盤胞になれば再凍結するとのことでした。

 

コーディネータさんからの説明のあとは、更衣室でショーツなどを脱ぎ、衛生キャップをかぶって、荷物をロッカーに入れて指定されたベットへ。

採卵の時とは違う列のベットでした。

 

心を落ち着かせようとベットにすわって深呼吸。

でも落ち着く間もないまま、看護師さんが呼びに来ました。

どうやら一番目の移植のようです。

 

ドキドキしながら、採卵を行ったのと同じオペ室へ。

看護師さんの指示のもと、手術台に乗ります。

培養士さんが名前の確認をしにきて、天井のモニターに今回移植する受精卵の画像が映し出され確認するのもつかの間、今度はお医者さんより名前の確認があります。

移植をしてくれるのは女性の先生。

器具が入るときが一番つらいので少しガマンしてくださいねー、と言われ、ほんとに痛くて思わず力が入ってしまって。

「深呼吸して、力を抜いてくださいー」と言われて、その通りにしてみると、痛みも薄れてきました。

 

また別のお医者さんが、おなかにエコーをあてるため、ぐっとお腹をおしてきます。

「そんなに押したらもれちゃう・・・」と思うくらい。

終わった後には「強く押してごめんなさいね」と優しい一言をかけてもらいましたが…。

 

天井のモニターには子宮内がうつしだされていて、たまごの通り道を自分で見て確認することができます。

耳元で看護師さんが、「しっかり尿をためていただいたので、子宮もまっすぐになってます」とモニターを見ながら説明してくれてほっと一安心。

 

そのあと、まず、たまごの通る外側の管を入れて、その管を使って、こんどはたまごの入った管をいれて移植していきます。

白っぽく線がみえて、その先端が移植した位置とのこと。不思議な体験でした。

最後にお医者さんが、移植した位置について、天井のモニターで矢印をつけて説明してくれます。

 

その後は、自分で手術台から降りて、ショーツをはいて終わり。

 

わずか5分程度のあっという間の出来事でした。

 

看護師さんから「すぐお手洗いに行って大丈夫ですからねー」と言われたものの、なんだか気が引ける自分。

また、ALCでは移植後の安静は不要とのことで、すぐにロッカー室へもどり、着替えて受付の人に移植が終わったことを伝えます。

待合でまっていると、再度呼び出しがかかり、薬を処方してもらって、お会計で今日は終わりとのこと。

 

でも、なんとなくあまり動かない方がいいかな、、と思い、病院の待合で30分程度ダラダラして、11時30分ごろ病院をあとにしました。

 

判定日までドキドキの日々です。