まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

【不妊治療振り返り】採卵周期1-4(採卵日)

いよいよ採卵当日。

この日は朝7時以降は飲食禁止なので、会社に行くときと同じように6時に起きて軽めの朝食をとりました。

 

着替えのワンピースとショーツ、軽食とお水とオレンジジュース、そして朝ダンナさんにお願いしたプラスチックカップを持ってクリニックへ。

麻酔をするためノーメーク。ネイルも今日は禁止です。

 

11時半に受付。

その後、ロッカールームで着替えて必要なものだけ持って、休養室の扉を開くと、こんなところがあったなんてと思うくらい広いスペースが広がっていました。

そこには、ずらりと6列にわたって36台のベットが。

そしてその先に採卵室がありました。

 

指定されたベットに座っていると、間も無く看護師さんが来て、名前の確認、そして、プラスチックの容器と替えのショーツを渡しました。

今日の採卵は3名のようで、私は1番目。

 

トイレを済まして、緊張しているのを和らげるために深呼吸を何度かしているうちに、再度看護師さんが来て、採卵室に案内されました。 

まだ心の準備が…。

でも早く終わったほうがいいかな。。

 

採卵室に入って診察台にあがって、まずはエコーで卵胞の確認です。

 

万が一排卵してしまっている場合は人工授精に切り替えることもあるようです。

 

卵胞が確認できてほっとするのも束の間、麻酔の準備が始まりました。

血圧をはかり数値に問題ないことを確認。指先には酸素の値をみる器具をつけられ、腕を固定しますねー、少しチクッとしますねーなどと声をかけられながら、看護師さんが手際よく準備を進めて行きます。

 

立派な手術じゃない…。

 

ますます緊張感が高まる中、それでは麻酔が入りますと言われて、1、2、3と数えたところで、えっ?

もう意識がなくなってました。

 

その後、どうやってベットに戻ったのかは、記憶があいまいです。

診察台から自分でストレッチャーに移動して、さらにストレッチャーからベットにうつっているようなのですが。

 

しばらくベットで休んでいると、看護師さんが点滴を外しにきて、水を問題なく飲めるかの確認。

その後、持ってきた軽食もつまんだりしながら、少しゆっくりしようと思って、結局2時間ほどウトウトしながら休んでました。

もう大丈夫かな、、と思いナースコールで看護師さんを呼ぶと、腹痛や気分不快がないかの確認がありました。

 

ロッカー室に戻り、着替えをすまし、待合室で待ってると、指示された部屋に入るようにメールが届きました。

今度はコーディネーターさんから採卵結果のお話です。

 

採卵数 3個 とのこと。

3つとも正常な受精卵になれば次は移植、それ以下の場合は再度採卵になるとのお話がありました。

 

まずは3つとも採れてよかった!

 

明日、メールにて受精結果が届くとのこと。

 

ダンナさんに3つとれたことを報告すると喜んでくれて、また私の体調を心配して、迎えに行こうかと言ってくれたものの、大丈夫なことを伝えました。

 

2時半には病院を出ました。

会社には1日お休みをもらっていたので、意識もはっきりとしてたけれど、今日はさすがに真っ直ぐ家に帰ることに。

 

その後痛みがでることもなく、もちろん、採卵時も痛みは全く感じず、あんなに緊張して怖いなーと思ってたのに、拍子抜けするくらい痛い思いをせずに終わりました。

無麻酔だとこういうわけにはいかないのかもしれないけれど…。

そして、一瞬にして眠りに落ち、目覚めもよい静脈麻酔の技術は本当にすごいと、身をもって体感した1日となりました。

あとは3つの卵が無事に受精卵になってくれることを祈るばかりです。