まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

【不妊治療振り返り】採卵周期1回目(なんと採卵すらできず…)

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いよいよNACでの採卵周期スタート。

 

NACでは指定日に来院することを条件に、最初の2周期は成功報酬制度をとっています。妊娠した場合は44万円の報酬額が発生しますが、それまでの治療は通常料金よりかなり低く設定されています。

そして、この期間は基本的には薬を使わない自然周期採卵を行います。

 

仕事との両立が図れるか少し不安でしたが、私もこの成功報酬制度を利用することに。

 

成功報酬制度をとっている多くの病院では年齢制限を設けていますが、NACは妊娠率が下がる私のような40オーバーでもこの制度を利用することができます。

これはNACの自信の現れのような気もして、すごいなと思います。

 

<受診日:D3>

採卵周期は急遽採卵になっても対応できるように午前中に受診するように言われますが、さすがに3日目に採卵はないと思い、午後3時に受診。

看護師さんが言っていた通り、午後は午前に比べかなり空いてました。

 

まず最初に採血へ。

今日はホルモン検査の他、感染症検査や着床障害の検査、貧血の検査等も行うため、試験管7、8本分も。

ALCでもつい最近感染症検査をしていたので、その書類を持っていきましたが、検査機関が発行したものでないとダメとのことで、再検査に。

もうさすがに慣れてきた採血も、ずいぶんと長く針をさされている感じに早く終わって~と思うばかりでした。

 

その後、内診、診察へ。

 

E2の値が相変わらず14と低く、またFSHが20近くと高いと指摘され・・・

卵胞は左に1つ見えるとのこと。

 

なお、NACではD3の受診日に必ずAMHの値を調べます。

この時のAMHは、なんと0.04。

え?なんか単位がおかしくない??

その数値がしばらく理解できませんでした。

 

ほぼゼロじゃん。。。ショック。

 

AMHの値からも卵は1つ出るかどうかでしょうとのことでした。

 

<受診日:D10>

採卵周期は、受付→採血→内診→診察という流れなのですが、

この日は、内診室に呼ばれているに、まちがえて診察室に入ってしまい・・・

こちらではお呼びしてませんよー、確認してくださいね、と理事長先生。

しまった、、

すみませんと一礼し、あわてて内診室へ。そしてその後、診察へ。

 

卵胞の大きさは11ミリ、E2が100近くになり、かなり上がってきたので、また2日後に再度受診してくださいとのこと。

 

この日は血糖値の検査と子宮頸がんの検査も行いましたが、どちらも問題はなく一安心。

 

<受診日:D12> 

いつものように採血と内診を済ませ、診察へ。

 

E2 の値が2日前の半分以下まで下がり、FSHが上がってしまっていて・・・

たまごの成長も思わしくなく、今週期の採卵は見送りますとのお話。

 

なんと、、採卵すらできないとは…。

 

今まで薬を使って生理をおこしていた為、正常なホルモン値に戻るまで時間がかかっています。もう少し様子をみましょうとのことでした。

 

聞きたいこともあるはずなのに、何を聞いたらいいのか分からない状態。

 

やっぱり刺激→自然はうまくいかないのかな。

様子を見るって、どれくらいかかるのだろう・・・。

不安がつのるばかり。

 

そして週末のためかとても混んでいてこの日の滞在時間3時間半。

体力面でも精神面でもダメージを受ける一日となりました。

 

採卵1周期目にかかった費用はこちら。

約58,000円

通院3回ですが、いろんな検査をしたため高めです。