まったなし!?40歳からの不妊治療

40歳で結婚し半年後より不妊治療開始。低AMH、筋腫持ち。4回の移植が陰性となり、現在二つめの病院にて治療中。

その後のこと(貯卵を目指して)

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しばらくご無沙汰してしまいましたが、その後のことについて。

9ヶ月ぶりに胚盤胞凍結ができたものの、子宮筋腫の手術後、移植の機会が1回だけでは心細いので、ダンナさんとも話し合い、貯卵を目指すことにしました。

現在、凍結してある精子を使い切るまで、つまりあと2回、NACで採卵を続けました。

 

その2回の採卵について、簡単に書きたいと思います。

 

12回目の採卵周期は、

D3、D10、D13と通院。

D15に採卵。

 

結果は

回収率 4/4(100%)

成熟卵子 MⅡ × 3(L由来×1、S由来×2)

未成熟卵子 MⅠ× 1

 

今回も担当はO先生で、回収率100%!

主席卵胞が未熟卵ながらも、3つも成熟卵がとれたことに、これは前周期に続いて胚盤胞凍結できるのではと期待する私。

 

その後の培養結果は・・・

成熟卵3つは、1つは胚盤胞、2つは桑実杯まで育ったものの凍結できず。

未成熟卵は成熟せず。

 

やっぱり、、

そんなにうまくはいかないのが40歳オーバーの不妊治療の現実です。

 理事長先生に、私の年齢とAMHでは、良好胚盤胞に育つのは20、30個に1つと言われたことを思い出しました。

そう、甘くない現実。。。

 

 

そしてこれが最後と決めたNACでの13回目の採卵周期。

 

D3、D10と通院。

この周期はD10ですでにLHが50超え。

FSHも40を超えて、急遽採卵に。

はじめての展開に戸惑うも、ブセレリンもボルタレンもすっ飛ばして、オペに。

 

結果は、

回収率 1/2(50%)

成熟卵子 MⅡ × 1(L由来×1)

 

こちらの卵は残念ながら受精せず。

 

そろそろ限界なのかもと、

そんなふうに感じたNACでの最後の採卵周期となりました。

採卵周期11-4(運命の培養確認の日)

今回は採卵からこの日までの8日後が、

期待も少しあったからか、ホントに長かった。 

 

病院から指定された時間に、培養室への直通ダイヤルに電話をかけると、

2回ほどコールして、男性の方が電話口に。

 

結果は…

 

 

なんと、

 

やっと、

 

9ヶ月振りに(移植やお休み期間の4周期も含め)、

 

通常料金制度になって採卵7回目にして、

 

1つ凍結できましたー

 

 

凍結できたのは6日目。

つまり6日目胚盤胞です。

NACでの6日目胚盤胞の妊娠率は4割程度。

 

5日目胚盤胞だと7割程度なので、ぐっと確率は下がるけれど、

でも嬉しい!

 

残念ながら残りの2つのたまごは、

前周期と同じように受精しなかったとのことでした。

 

 

ダンナさんに培養結果をラインで伝えると、

いつもはメッセージや絵文字が返ってくるだけなのに、

今日ばかりは、すぐに折り返しの電話が。

 

「よかったじゃない」

と少し切羽詰まったような声で。

 

実はもう無理かと思ったし、

あまり言わなかったけれど、

私自身の精神状態もかなり悪くなってると感じていて、

刺激しないようにと、なるべく口出ししないようにしていたと。

 

私ばっかり大変だと愚痴をこぼしたり、

自分一人で背負ってるように感じたりしていたけれど、

ダンナさんもダンナさんなりに悩み苦しんでたんだ…

と思った瞬間でした。

 

1つでも凍結できたのは奇跡。

凍結卵が出来なければ、移植もできない、つまり妊娠しない。

一歩前進できたことに感謝です。

 

長い長いトンネルを抜け、 

もう一つも凍結できないのかもというプレッシャーから解放され、

少し肩の荷が降りたように感じました。

 

ああ、本当によかったー。

 

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最後に今回の採卵でかかった費用です。

採卵まで(通院3回) 約44,000円

ダンナ検査費用等 約22,000円

採卵費用(消耗品代) 50,000円

採卵・培養・凍結費用(通常料金制度7回目)約437,000円

培養・凍結費用の請求書が届き、目が飛び出ました。

ひぇー、お高い。

今周期、消費税だけでも5万円以上払ってることに。

せめて非課税にしてくれたら…

少し助かるのに。。

採卵周期11-3(成熟卵3つはすばらしい!)

<受診日:D13>

8時05分 来院(8時10分指定)

8時10分 ナースセンター

9時05分 手術室

10時20分 安静解除

10時40分 内診

11時00分 診察

11時40分 処置室

11時45分 培養

12時00分 お会計

 

担当はO先生。

O先生には何度か診察してもらったものの、採卵は初めてです。

 

消毒はグリグリと痛いものの、採卵は今までで一番痛くなかった。

採卵の痛みがどれくらいのものか、もう充分に経験済みなので、3回刺したうち、1、2回目はあれ?って拍子抜けするくらいで。

トントンも一番穏やかでした。

(トントンは採卵経験者なら分かってもらえるかな…)

ごめんね、もう一つ刺しますよー、と声をかけられ、さらに、培養士さんにとれたたまごの確認、そして、首席取れましたからね、右も左も。小さいのも1つ。と、採卵結果をその場で教えてくれました。

となりについてくれた看護師さんには終始「大丈夫?」と気にかけてもらいました。

 

ただ、採卵が終わり、リカバリールームのベットで横になっているときの下腹の痛みはいつもより強く、安静時間も延長希望。

1時間休んでも、動くと痛みが走りました。

 

内診時、まだ少し痛みがあるのを伝えると、

大丈夫ですよ、出血ないですからとO先生。

でも、痛みがあるうちは帰らないでくださいねと、内診室のカーテンをヒョイとめくって顔を見て言われました。

おぉ、またもやパッカーン状態で…

恥ずかしいような、

でもこれもO先生の人柄というか。。

 

診察室での採卵結果についての説明では、

「MⅡ、2個、いや3個ですね。」

そして、

「MⅡ3個は素晴らしい」

と2回リピート。

 

ずいぶん長くやってるんだね、そろそろ凍結できるといいですね、とも。

そうなんですー、と先生の両手を握りたい気分でした。

 

採卵結果をまとめると、

回収率 3/3(100%)!

成熟卵子 MⅡ × 3(内、11~15㎜のM由来が2つ、10㎜以下のS由来が1つ)

となります。

 

前の採卵で3つとも受精しなかった悪い記憶が蘇るも、“MⅡ、3つは素晴らしい”という言葉に良いイメージをもって凍結確認まで過ごせそうです。

 

前回の診察で右は血管の側のため危険だと言われたのですが、、と伝えると、

大丈夫、上手くやったから、とさすが経験豊富なO先生でした。

でも命取りになるという言葉を受けて、昨晩は不安であまり眠れなかった…

 

今回は培養士さんの説明を希望して、採卵結果の再確認と精子の検査結果を聞きました。

あー、どうか上手くいきますように!

 

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採卵周期11-2(採卵日決定まで)

<受診日:D10>

8時30分 受付

→処置室

→採血(E2/LH/P4/FSHの検査)

→内診

→診察

→処置室

11時10分 お会計

 

受付後、処置室に呼ばれて前回受けた感染症の検査結果を受けとりました。

夫婦ともに特に問題なく、また治療が続けられそうです。

ダンナさんには3日前に凍結精子を準備するために来院してもらった際、感染症検査も受けてもらいました。

 

担当はM先生。

前回確認できなかった卵胞も3つ見えてひと安心。

最大卵胞は15ミリでした。

E2が220で、250を超えたら採卵になりますと明日の再来院の指示。

今回はやり方を変えて、0.25のセロフィンにしますとのこと。

前回、前々回とゴナールFの注射をしてきたのをやめて、セロフィンを増やして様子をみるということなんだと思います。

自然周期を推奨しているNAC、増えたといっても1/8が1/4に変更なので、ほんとに微々たる量のお薬です。

だけど1/8の場合は粉なのに対し、1/4は錠剤になるので、飲みやすい。(1錠を4つに割ったものが処方されます)

1/8の粉のセロフィンは、ちょっと息を吹きかけると飛んでいってしまうし、袋の端の方には残ってたりして、なかなか上手く飲めないから。

たまごちゃん、無事に成長してくれますように。

 

<受診日:D11>

8時30分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSHの検査)

→内診

→診察

→処置室

10時40分 お会計

 

担当はO先生。

O先生は内診時もいろいろ話しかけてきます。

お股パッカーンでお話するのは若干抵抗あるものの、色々と伺えるのはありがたい。

 

「326いいですね。」

(恐らくE2 のことを言われたんだと思います)

「あなたポリープ、筋腫ありますね。移植の前に一度相談した方がいい。」

「今おいくつ?」と聞かれ、年齢を伝え、

「以前相談させていただいて、胚盤胞が凍結できたら筋腫の手術をする予定です」

と答える私。

 

(あぁ、、最初の移植前にO先生に診てもらえたら、こんなふうに採卵スパイラルに陥らなくて済んだのかな。なんて心の中で考えながら。

あくまで結果論なので、NACでの1回目の移植前に手術を決心できたかは何とも言えないけれど…)

 

卵胞は左側に16ミリ。少し小さめとのこと。

 

「右は見えませんね。筋腫のうらにありそうだけど。」

「前回ありました?」

一つあった事を伝えると、はじめてお腹の上からジェルを塗ってエコーをあてられました。そうすると卵胞がハッキリと見えて…

「これは血管のそばだから取れない。命取りになります」

「 ただ卵巣は動くので、採卵の時に血管から離れてくれればいいんですけれど」と先生。

左の卵は大丈夫です、こちらは簡単に取れますからと、2日後の採卵が決定しました。

 

そしていつものように、処置室でボルタレン座薬と抗生剤の処方、ブセレリンの鼻スプレーの指示に採卵前の注意事項の説明を受けお会計。

 

それにしても、「命取りになります」は衝撃的でした。

採卵は常に危険なんです、針を刺すわけだからともおっしゃってました。

確かにそうですよね、、

そして、あの無麻酔採卵の痛みはちょっとした拷問を受けてると言ってもいいくらい。

採卵は手術なんだと改めて思った一日となりました。

 

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採卵周期11-1(なかなか前向きになれない…)

2021年に入ってはじめての採卵。

気持ちを新たに、通常料金制度7周期目スタート。

 

<受診日:D3>

8時40分 受付

→処置室

→採血(ホルモン値E2/LH/P4/FSH、AMH、貧血、感染症の検査)

→内診

→診察

→処置室

→診察

→処置室

12時15分 お会計

 

いつもは受付後は採血に呼ばれるのですが、今日は採血の前に処置室窓口から看護師さんに呼ばれました。

感染症(梅毒、HIVなど)の検査をしてから1年たっているので、再度検査が必要とのこと。

また併せて貧血の検査も行いますとのこと。

それらを今日の採血で一緒に検査していいかの確認でした。

その場で同意書3枚にサイン。

ということで、今日の採血は試験管3本分だったのですが、ビックリするほど痛みがなく、今までで一番スムーズな採血だったかも。

 

そして、NACでの治療も一年たってしまったことに、改めて思いを巡らせるのでした。

 

内診ではハッキリとした卵胞は確認できず。

次の診察では見えてくるかもしれませんと言われたものの、また良くない周期かなとちょっと落ち込むわたし。

AMHは0.58、FSHはやっぱり少し高めの20オーバー。

 

また、前回の採卵の培養結果の話がありました。

「3つとも受精せんかったのはちょっと残念な結果ですな」と理事長先生。

たまごの問題だとの見解でした。

 

その後処置室で看護師さんに説明を受けるも、「凍結精子のお話、先生からありませんでしたよね?」と診察室に再度呼ばれるので待合で待つようにと。

たしかに前回の採卵で凍結保存していた精子を使い切っていたけれど、何か特別な説明があるのかな。

(コロナウィルスが流行してから、NACでは男性の来院を減らすため、また、院内の負担軽減のため、凍結精子を使うようになっています。)

 

そこからまた30分ほど待ち診察へ。

「凍結精子なくなったのでその説明受けていってください」と一言。

 

え、それだけ?

と思ったのが正直な気持ち。

 

そして待合で再度待つものの一向に呼ばれる気配がないので、しびれをきらして処置室窓口に状況確認。

その後すぐ呼ばれて凍結精子の説明と薬(ハーフクオーターセロフィン)の処方を受けました。

お待たせしてすみませんと言われるものの、もやもやした気持ちが残る通院日となりました。

 

あぁ、この一年いったいどれくらいの時間をこの病院で過ごしてるのでしょう。

通院ストレスを感じずに通えたらいいのだけど。

 

結果も出ないと他のこともマイナスに感じてしまうのかな。

 

うーん、なかなか前向きにはなれない。

新しい年の幕開けですが、愚痴っぽい内容になってしまいました。

ゴメンナサイ!

 

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2020年NAC治療まとめ

NACの門をたたいたのは2019年12月の説明会がはじまり。

年明けの1月に初診を受けました。

2020年1年間の治療をまとめてみると…

 

  1周期目 ホルモン値が正常に戻らず採卵できず

  2周期目 採卵→2つとも変性卵

  3周期目 卵の成熟が見られず採卵できず

  4周期目 採卵 回収率:2/3(67%)

                  成熟卵MⅡ×2→5日目胚盤胞、6日目胚盤胞

  5周期目 移植→陰性(BT4のβ-HCG0.2)

  6周期目 移植→陰性(BT4のβ-HCG0.9)

  7周期目    お休み&子宮筋腫の相談→凍結胚ができ次第、筋腫摘出手術を受ける決心をする

 

  成功報酬制度終了、通常料金制度へ

 

  8周期目 採卵  回収率:1/5(20%)

                  成熟卵MⅡ×1→胚盤胞まで育つも成長停止し凍結できず

  9周期目 採卵/排卵済み 回収率:2/5(40%)

        未熟卵GV  ×1→7分割までで成長停止 凍結できず

                  由来不明→単為発生のため受精操作行われず

10周期目 採卵 回収率:2/6(33%)

        成熟卵MⅠ×1→7分割までで成長停止 凍結できず

       未熟卵 GV  ×1→成熟せず

11周期目 採卵→1つとれた卵は変性卵

12周期目 採卵 回収率:1/3(33%)

        成熟卵MⅠ×1→桑実胚までで成長停止 凍結できず

13周期目 採卵 回収率:3/7(43%)

               成熟卵MⅠ×2→受精せず

     未熟卵MⅡ×1→成熟卵になるも受精せず

 

1年間で採卵8回、移植2回行ってきました。

凍結胚ができないことに毎回落ち込みながらも、次こそはと採卵を続けた結果、

この一年、かかった費用は高額医療控除の対象となる200万を超えることに。

 

もう少しNACで採卵を続け凍結胚ができないならば、もう一度刺激周期の採卵をと考えています。

 

あと半年もすれば43歳。

年齢的にももちろん経済的にも限界が近づいてる今日。

残念ながら、政府がうたっている不妊治療の助成金拡充や保険適用にはあやかれそうにありません。

 

そろそろ終わりを見据えて治療をしなくてはならないんだと思いますが、

”筋腫手術をしてから移植をする”

という目標に向かって、もうしばらく頑張ってみたい。

 

今年こそは嬉し涙を流せますように。

     

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採卵周期10-4(採卵結果/なんと受精すらせず)

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新年あけましておめでとうございます。

また緊急事態宣言が発令されそうな今日この頃ですが、

ほんと早く平穏な日々がもどってきてほしい。

 

 

さて、採卵から8日後、培養確認の電話を病院にしました。

今回は成熟卵2つあるし、もしかして…とかすかな期待を胸に。

 

電話は一回でつながり、女性の培養士さんが対応してくれました。

 

「3つの卵がとれいていたかと思いますが、残念ながら・・・」

といつものフレーズが。

 

さらに衝撃だったのは、

未熟卵の1つも成熟して、合計3つの卵を顕微授精したけれど、

受精反応が見られなかったということ。

 

なんと3つとも受精すらしなかったという事実。

 

こんなことって。

しかも体外受精ではない、受精率が高いとされる顕微授精で…

卵の老化?精子の問題?

 

そろそろ今後の治療をどうするのか、考える時期なのでしょうか。

 

どうしよう・・・。

1つの胚盤胞凍結の壁がとてつもなく高いです。ほんとに。

 

今回の採卵でかかった費用はこちら。

採卵まで(通院3回) 約40,000円

採卵費用(消耗品代) 50,000円

採卵・培養費用(通常料金制度6回目)約140,000円

 

次のブログで、今後のことを考える上でも、

昨年のNACの治療を振り返りたいと思います。

 

採卵周期10-3(採卵日当日)

<受診日:D13>

7時35分 来院(7時30分指定)ちょっと遅刻してしまいました。

7時35分 ナースセンター

8時20分 手術室

9時30分 安静解除

10時25分 内診

10時40分 診察

10時45分 処置室

10時55分 お会計

 

指定時間に間に合わなさそうだったので、急いで病院に向かったせいか、ナースセンターで血圧を測ると最高血圧147。

看護師さんにちょっと高めですねと言われて、少し落ち着いてからもう一度測ると119に下がってました。

この日ぐらい時間にゆとりを持って行動しないとダメですよね…。

 

そして、今日はなぜかはじめての個室に通されました。嬉しいけれど、なんかキンチョーするわ。。

 

担当はM先生。

前回胚盤胞凍結できた時に採卵してくれたのがM先生でした。

まず首席の採卵。そして小卵胞の採卵へ。

この小卵胞がなかなかとれず、トントン、トントンと針を刺すこと3、4回。

さらに、看護師さんにお腹を押す様に指示。

やっぱり小卵胞の採卵は難しいんだと思います。

 

リカバリールームに戻って、血圧が上がってないことの確認、30分の安静指示。

横になっていても、お腹の鈍い痛みが続いてました。

 

採卵も回を重ね慣れてきたし、もうさすがにどれくらい痛いのか分かってるし、恐怖感も以前に比べて薄らいだけれど…

 

やっぱり痛いわー。

 

採卵時に横についてくれる看護師さんに「チクッしますねー」といわれるけれど、“チクッ”となんて可愛らしいものではありません。

まぁ、そういうふうに言ってもらえた方が痛みに対する心の準備ができていいのだけど。

 

30分経ってもまだ痛みがあまり和らがないので、もう30分休ませてもらうことに。

 

リカバリールームを後にして待合室へ。

そして内診へ。

止血の確認を再度行なっていました。

 

採卵結果は

回収率 3/7(43%)

成熟卵子 MⅠ × 2

未成熟卵子 MⅡ× 1

残り4つは空砲

 

首席が未成熟卵だったことについては、LHが上がりやすいので、明日だともう排卵済みになってしまうのでこれはもう仕方ないですと。

排卵は止められないので、排便が止められないのと同じですからと、そんなふうに説明を受けました…

またLHが上がりやすいのは病気ではなく、健康な証拠ですとも。

次の来院は生理3日目に。

ただ、コロナウィルスの影響で移植をやってない可能性があるので、病院ホームページを確認してくださいと。

移植のことに触れるのは凍結胚ができる可能性もあるのかなと、ちょっと期待してみたり。

まぁ、たまごが取れた患者さんみんなに言ってるんだと思いますが、、

勝手に良い方へ解釈する私でした。

 

処置室で3日分の炎症止めの薬を処方してもらい、今回はもう培養士さんの説明は希望せず、お会計へ。

 

首席卵胞が未成熟卵だったのはショックだけど、成熟卵が一度に2つとれたは約半年ぶり。

今年最後の採卵、培養結果が分かるのは年明けだけど、いい締めくくりになりました。

 

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採卵周期10-2(採卵日決定まで/LH急上昇)

<受診日:D10>

9時05分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSHの検査)

→内診

→診察

→処置室

10時45分 お会計

 

久しぶりのO先生でした。

筋腫の相談をしたとき以来。

 

卵胞は最大15ミリ。

E2 はまだ160と低く、2日後に再来院の指示。

FSHも低くないでしょうかと聞いたところ、

「うーん、迷ってたんだけどね、以前注射した?」

と聞かれました。

前周期で注射をしたことを伝えると、

「FSHはDAY3から一度下がるものなんだけれど、値が半分になっちゃってるのは下がりすぎだし注射した方がいいね」

と、ゴナールF注射が決定。

明後日の採卵の確率が95%、明日の可能性が5%とのこと。

 

その後、処置室でハーフクォーターセロフィンの処方と注射をしてもらってお会計でした。

 

 

<受診日:D12>

9時50分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSHの検査)

→内診

→診察

→処置室

12時05分 お会計

 

担当S先生。

最大卵胞18ミリ。その他に3つの小卵胞。

E2は400越え。

LHも50を超え明日朝の採卵が決定。

前回はお昼だったんですが、、と聞くと、

前回よりLHの値が高いので、早い時間に採卵が必要とのことでした。

 

その後、処置室でブレセリンの鼻スプレー。

看護師さんよりお昼に服用する抗生剤のクラビットと胃を守るムコスタ、夜入浴後に使用するボルタレン座薬をもらって、今日の2時半に明日の来院時間の確認電話を入れるように指示を受けました。

 

ほんとは明後日の採卵のほうが卵胞も成長して良かったんだろうけど、LHが50を超えたのは初めてだし、仕方ないのかな。

せめてどうか、明日排卵済みなんてことがまた起こりませんように。

 

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採卵周期10-1(延々と続く採卵?)

この日の夢。

友人と一緒に採卵した卵を見ている私。

現実ではありえないのですが、シャーレ入った自分の卵を肉眼で見て、さらには触れていました。

記憶がおぼろげですが…

なんだったんだろう…

卵がとれない&育たないことに対するプレッシャー?

 

<受診日:D3>

通常料金制度6周期目がスタート。

 

8時40分 受付

→採血(E2/LH/P4/FSH、AMHの検査)

→内診

→診察

→処置室

11時05分 お会計

 

内診察で、「診察ね」と理事長先生の内診が始まって。

DAY3の診察は必ず理事長先生が診てくださいます。

まずは内膜をはかって、卵胞の確認。

右には4つ、左は見えずお腹を押しながらの内診で卵胞らしきものが1つ。

低AMHの私にしてはまずまずの数が確認できました。

 

診察では前回の採卵の培養結果のお話。

3日目で7細胞になったもののそこからは成長停止。

 

今回は卵胞も見えてるし、前回よりはいいと思いますよと理事長先生。

 

嬉しいけど、そんなこと言われたら期待しちゃうな。

 

ホルモン値も特に指摘を受けず、最近高い傾向にあるFSHの値も標準内でした。

 

そして、勇気を持って質問を。

いつも7細胞までで止まってしまうんですけれど、まだ見込みはあるんでしょうかと。

 

連戦連敗中の私の心境を察したのか、目を見て答えてくれました。

いつもじゃないでしょ。

と以前2つの胚盤胞ができたことを示唆し、

◯◯さんの年齢、AMHを考えると20〜30個に1つ育つくらいなんですよ、だから、いち、に、さん、しと通常料金制度になってから採卵してきた卵の数を数えて、

7個すべてだめだったのは不思議じゃない。

AMHの変動も激しいでしょ、安定しないんですわ、いい周期を待つしか無い、根気がいりますと。

 

その後、処置室で看護師さんよりハーフクォーターセロフィンを処方してもらって、お会計。

 

午後より出社しました。

 

黙々と淡々と、採卵を続けてくしかないのかな。

でも、20、30個に1つなんて、1周期に1つの成熟卵がとれるかどうかの私の場合、単純計算して2、3年もかかってしまうじゃないか。

20、30回も採卵するなんて非現実的だし…。

時間もお金もいったいどれだけ費やせばいいことやら。

 

どうかお願い。いい周期よ、はやくきてください。。。

 

だいぶ寒くなったので身体を冷やさないように気をつけて。

いま顔を出してくれた卵ちゃんが無事育ってくれることを願うばかりです。

 

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